2023年7月20日にリリースされたポケモンスリープ。睡眠時間や睡眠タイプを計測したり、ポケモン達の寝顔を集めたりできる、スマートフォン向けの睡眠ゲームアプリです。
ポケモンたちの寝顔がとっても可愛く「ポケモンのためにも寝なきゃ!」って感じで、私も健康的になりました。
だけど、毎日上手く計測できるわけではなく、朝起きたら「計測できてない!」ってこともあります。本当にがっかりですよね。
ポケモンスリープは、睡眠時間がゲームに影響する仕組みになっているため、計測に失敗してしまうと頑張って挽回できるというものでもありません。
私もポケモンスリープをはじめて最初の1週間は、仕組みが分からず、かなり失敗していました。
ポケモンスリープの計測の仕組みを知って、失敗しないための対策を共有いたします!
ポケモンスリープの計測はどのような仕組みになっているの?
ポケモンスリープは、寝るときにスマートフォンを枕元に置いて寝るだけで、睡眠の計測をすることができます。一体どのような仕組みになっているのか、とても不思議ですよね。
スマホの加速度センサーで感知して睡眠を計測
寝ている間にはときどき寝返りをうちますよ。その時、枕元に置いてあるスマートフォンも一緒に少し動きます。
このわずかな動きを、スマートフォン(端末)の加速度センサーにより感知して、睡眠の状態を推測して測定する仕組みになっています。
スマートフォンには、物体の傾きや運動、振動、衝撃などを検知するセンサーが備わっています。
画面やカメラアプリで自動的に縦向きから横向きへの切り替えが行われるのも、この加速度センサーがその働きを担っているからなんです。歩数計アプリもそうですね!
なるほど!だけどポケモンスリープで、うまく睡眠計測できないのはどうしてなのかしら?
睡眠中と判断してもらえないときがある?
加速度センサーで感知して計測する仕組みになっているので、「動きすぎ」や「動かなさすぎ」は「寝ていない」と判断されて、計測がされないことがあるようです。
眠っている状態で、みるみる歩数がカウントされていくなんてことは、普通は考えにくいですよね。「起きて活動を始めたな?」と判断されてしまいます。
反対に「動かなさすぎ(ぐっすりの時間)」が長く続くと、寝返りも寝息もなく、死んでいるとでも判断されているのでしょうか?
それよりはスマホを寝床に置いたまま、本人は起きてどこかへ行ってしまったと判断しているのではないかと思われますが…。
チュートリアルにも出てきますが、スマホが睡眠中の動きを検知するためには、ベッドサイドや床のような硬いところには置かず、枕元に置きましょう。
またダブルベッドでは、2人分の動きを感知してしまうので、真ん中に置かず、自分側&外側に置くようにすると良いでしょう。
睡眠ステージぐっすりが4時間以上でも計測できるようになった!
ぐっすりの時間が4時間以上続くと、「計測されなかった時間」になってしまうみたいだよ。
確かにそういう方は多かったようです。ただしこの問題は、2023年8月7日のアップデートで改善されました!
・睡眠計測中に睡眠ステージ「ぐっすり」が4時間以上続いた場合、睡眠時間が短く補正されるケースを、より長い睡眠時間として計算する変更
引用:ポケモンスリープ公式
実際、私も4時間以上(5時間4分)「ぐっすり」が続いても、ちゃんと計測できていました。(2023年9月5日の睡眠データ)
なお、アップデートでは「ぐっすり」が4時間以上→6時間以上に変更になったようなので、スマホの加速度センサーが6時間何も検知しないと、やはり「計測されなかった時間」となると思われます。
アップデートにより改善されている項目もありますので、計測できない日が続いて、一度はやめてしまった方も、再度チャレンジしてみてくださいね!
ポケモンスリープの計測方法
ポケモンスリープの計測方法はとても簡単です。ポケモンスリープのアプリを起動して、寝る前に画面右下の「ねむるZZZ」ボタンを押すだけ。朝起きたら「計測を終了する」を押すだけ。
改めて計測方法というほどのものではありませんね。しかし簡単なことのはずなのに、うまく計測できないことがあります。
その場合、まずポケモンスリープの計測方法を調べる前に、以下のことを確認してみましょう。
・ストレージやメモリの容量
・インターネットの接続状況
推奨動作環境
アプリのスムーズな動作には特定の動作環境が必要です。ポケモンスリープの推奨動作環境は、iPhoneの場合はiOS14.0以降、Androidの場合は7.0以上です。
もし、お使いのスマートフォンが動作環境を満たしていない場合、アプリを起動する前にスマートフォンのOSを最新バージョンにアップデートしましょう。
ストレージやメモリの容量
ポケモンスリープに限らず、スマートフォン内に十分なスペースがないと、アプリの正常な動作が妨げられ、計測が途中で止まったり、アプリが予期せずに終了したりすることがあります。
このような場合は、ストレージやメモリを整理してみましょう。
また、容量が少ないと、アプリのアップデートも受けることも難しくなります。スマートフォンのストレージやメモリに余裕を持つように心がけましょう。
インターネットの接続状況
通信状態が不安定だと、通信エラーにより睡眠データが正常に取得できない可能性があります。
私の家は、なぜか深夜~未明にネットの接続が切れやすいです。ただ、スマホ自体が通信しているので今のところ通信エラーが原因で睡眠データが正常に取得できなかったことはありません。
ただ、Wi-Fi接続が切れている状態でポケモンスリープが動いていると、スマホのデータ通信量がどのくらい消費されてしまうのか、ちょっと怖いですよね。
単身者の場合、ahamoやahamo大盛りのほうがWi-Fiよりコスパが良く、Wi-Fiなんて契約していないよという人もいるのではないかと思います。
おまけ情報ですが、Wi-Fiにつながないと、どのくらい通信量を消費しているのか、調べてみました。
2時間30分で、0.08GB消費していました。1時間当たりでは0.032GB、1日8時間睡眠として0.032GB×8時間=0.256GB/日、1か月30日として0.256GB×30日=7.68GB/月ですね。
これを多いと思うか少ないと思うかは人それぞれですが、ご自分の契約内容や使用状況と照らし合わせて、一つの目安にできるのではないかと思います。
推奨動作環境、十分なスペースの確保、ネットの接続状況の確認ができたら、とりあえず計測はできるようになりますよ!
ポケモンスリープの計測についてその他の基本的な仕組み
私の場合、ポケモンスリープをはじめて最初の1週間、うまく測定できない最大の原因は「ねむる」ボタンを押し忘れることでした。
「えっ?そんな簡単なことができないの?」って感じですが、まだ習慣化していないため、その簡単なことができなくてパーフェクトは取れませんでした。今は押し忘れはほぼ無くなりました。
スタートと終了を押すのは当たり前の話ですが、そのほか「あれ?」と思い、「そういうルールになっていたのか!」と分かったことがありますので、以下にご紹介しますね!
計測回数は1日2回まで!朝4時にリセット
1日に計測できる回数は2回までです。夜の睡眠と昼寝、までは計測できますね。「1時間ずつ、5回に分けて寝た」は測定できません。
また、日付が変更される時間は朝の4時です。朝4時~翌朝3時59分までの間に3回計測することができません。
12月31日から1月1日のある日を例にあげて説明しましょう。
(朝4:00日付切り替わる)
- 1回目:12月31日 5:00起床
- 2回目:12月31日 13:00~15:30昼寝
除夜の鐘に合わせて初詣・参拝(日付は変わる) - 3回目:1月1日 1:20就寝、計測開始
1月1日 3:30目が覚め計測終了
上記の測定ケースだと、3回目は計測できません。1月1日1:20に就寝した分は、4:00過ぎれば1月1日分として計測され、カウントすることができます。
1回の睡眠時間は90分以上でないと計測できない
昼寝も計測できるわけですが、1回の睡眠時間は90分以上でないとカウントされません。
それ以下で目が覚めてしまったけれど、睡眠時間としてカウントしたかったら、90分経過するまで待って計測終了ボタンを押すようにしましょう。
正確な睡眠時間を記録したい人には意味のない行為になってしまいますが、睡眠パワーを獲得してポケモンを育てたり集めたりすることを楽しみたい人は、せっかくの睡眠時間ですものね。
アプリは起動したままにしよう
アプリは起動したままにしないと、計測が終了してしまいます。基本は「ねむる」ボタンを押したらスマホはもういじらないことです。
でも、「あ、明日の天気予報ってどうなってたっけ?」とか「そういえば返信メッセージ、来てたかな?」とか触りたくなることはありますよね。
私もそういうことはありましたが、天気予報や着信メッセージの確認程度なら大丈夫みたいですよ。
40分電話で話したことがありましたが計測できていました。もちろん通話中はスピーカーにして、枕元に置いてしゃべりました。具体的に何分までは大丈夫なのかは確認できていません。
ほかのアプリを立ち上げると睡眠計測ができなくなってしまう旨、ポケモンスリープのアプリで注意が入りますが、短時間であれば計測しなおし(再スタート)しなくても睡眠計測は継続してるようです。
「大丈夫じゃん!」と調子にのってYouTube再生しながら計測したら、それはだめでした。ついでに電源も切れてしまったので全く計測できず!でした。
まとめ
- ポケモンスリープは、寝返りなどのわずかな動きを加速度センサーが感知することで睡眠の状態を推測して測定する
- 加速度センサーで感知して計測する仕組みになっているので、「動きすぎ」や「動かなさすぎ」は「寝ていない」と判断されて、計測がされないことがある
- 睡眠計測中に「ぐっすり」が4時間以上続いた場合は、睡眠時間が短く補正されるケースがあったけれど改善されている
- ポケモンスリープでスムーズに計測できない場合は、推奨動作環境、ストレージやメモリの容量、インターネットの接続状況を確認しよう
- ポケモンスリープで1日に計測できる回数は2回まで。夜の睡眠と昼寝までは計測可能
- 日付が変更される時間は朝の4時。朝4時~翌朝3時59分までの間に3回計測することはできない
- ポケモンスリープのアプリは計測が終了してしまわないように起動したままにしておく
ポケモンスリープは睡眠を計測するアプリなので、「失敗したから寝直し」というわけにもいきません。
あとから手動で入力できる仕組みにはなっていますが、あとから入力できれば良いという問題ではありませんよね。
「朝起きて、どうなっているかなぁ~」というポケモンスリープの一番の楽しみが台無しです。
私はまだポケモンスリープ歴2週間ですが、計測の仕組みについて分かったことをまとめました。
今はカビゴンに作ってあげる料理もおまかせしかできませんが、ステージが上がると自分で選んで調理できるようになるようなので、しっかり計測データをとりながらステージを上げていきたいですね!
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