ジェルネイルについて分かっていない私。ネイリストにやってもらうものだと思っていました。
自分でジェルネイルをやってみたい!と思っても、ジェルネイルは専用のUVライトかLEDライトが必要なので、少しハードルが高い…。
でも、専用ライトの代わりに日光など身近なもので代用ができれば、ジェルネイル挑戦のハードルも下がりますよね。
この記事では、専用ライトが無くても、代わりのものでジェルネイルを固めることはできるのか?をまとめました!
また、最近はジェルネイルライトは100円ショップで購入することができるそうですが、ジェルネイルをきちんと固めることができるのでしょうか?
この記事ではジェルネイルを初めてやってみたいと思う方におすすめの情報をまとめていますので、ぜひ最後まで見てくださいね。
ジェルネイルを固める専用ライトの代わりになる5つの候補
ジェルネイルに使うUV-LED専用ライトの代わりになる候補を5つをあげてみました。
身近にあるものが多いですが、ジェルネイルを完全に固められるのでしょうか?
太陽光
太陽光は紫外線ですので理論上はジェルネイルを固めることができます。
太陽光なら、何といってもただだし、今すぐにできそう
ただし、太陽光の紫外線はお天気によって左右されるのが難点です。
晴れた日の昼下がりは紫外線もしっかりと注ぐのですが、曇りの日は紫外線が半減しますし、雨の日や夜の時間帯は0と考えて良いでしょう。
また、紫外線の注ぐ量は天気や時間帯だけでなく、季節によっても変動します。
5~9月であれば紫外線は強いのですが、冬になると少なくなるので、晴れていてもジェルネイルを固めるには時間がかかると考えられます。
画像引用:気象庁日最大UVインデックス(観測値)の年間推移グラフ
気になったので、実際検証してみました
10月の秋晴れの昼下がり、散歩直前にジェルネイルを塗って、日にかざしながら20分歩いて固まっているか?と実験をしてみました。
結果、ジェルネイルは固まりました。ただ、最初の方はベタっとした感じで、徐々に固まってきたかな?という感じ。
日傘がないと歩けないくらい日射しがきつければ、より短時間で固まった可能性もありますが、今回は20分かかりました。
背中が熱くなるくらいの日差しはあったので、日陰なら難しかったかもしれません。
季節や天気のタイミングが合えば、太陽光でジェルネイルを固めるのはありかもしれませんが、現実的におすすめできません。
蛍光灯
蛍光灯の光にはわずかに紫外線が含まれているので、しばらくの時間置いておけば、いつかはジェルネイルを固めることはできるとのこと。
しかし、紫外線の量は太陽光の1/1000程度しか含まれておらず、完全に硬化するにはかなりの時間が必要です。
部屋の蛍光灯のすぐそばに、ジェルを塗った手をかざして、しばらく待っていましたが固まらず。
低い天井とはいえ、手を上げていたので5分で疲れてあきらめました
しばらくって5分でしたが、疲れてしまいました。数時間かざしたら固まったかもしれませんが、いつになるか分からず、おすすめしません。
スマホのライト
スマホのライトには紫外線が含まれないので、ジェルネイルを固めることはできません。
では、UVライトのアプリでは代用できるのでしょうか?(そんなアプリがあるんですよ。)
残念ながら、UVライトのアプリは紫外線のシミュレータで、実際に紫外線が出るものではないようです。紫外線が見えたら危険ですよね…。
机の照明用LEDライト
デスクライト、天井など、お部屋照明用のライトにもLEDライトが使われていますが、ジェルネイルを固めることはできるのでしょうか?
ジェルネイル専用のLEDライトと照明用では、一体何が違うのでしょうか?
ジェルネイルが固まるには、光の波長が関係していて、UVライトで365nm前後、LEDライトで385~405nmの波長で固まるようになっています。
デスクライトなど照明用の白色ライトは、様々な波長の光を混ぜて作られていますが、ジェルネイルの波長と合うことはありません。
ジェルネイルが硬化するという事は基本的にはないと考えてよいでしょう。
5分間、デスクライトの下で乾かしてみたけど、固まらなかったです
レジンクラフト用のライト
レジンクラフト用のライトであれば、ジェルネイルを固めることができますよ。
レジン液とジェルネイル液の材料は共通しているものが多いためです。
もしレジンクラフト用のライトだけがあるというのであれば、試してみてはいかがでしょうか?
ジェルネイルは何故固まるのか?
専用ライトに代わる身近なもので、ジェルネイルは固まらないと残念な結果が分かった所で、ジェルネイルはどのようにして、固まるのでしょうか?
そもそも、マニキュアとの違いさえも知らないのよね
マニキュアとの違いも気になる所ですよね。ジェルネイルはマニュキアのように自然乾燥だけで固まらないものです。
マニキュアとジェルネイルは固まる仕組みが、そもそも違います。
マニキュアでは揮発性の成分によって、マニキュアの顔料を蒸発させることで固めさせるもの。
ジェルネイルが固まるには、ジェルの「成分」と照射する「光」の2つが必要で、ジェル成分と光が化学変化を起こして固まるものだそう。
光に使われるのが、UVライトかLEDライトですが、UVライトで365nm前後、LEDライトで385~405nmの低い波長で固まります。
可視光線の下限~紫外線付近の波長の光で固めているのです。数字だと分かりにくいのですが、可視光線の波長は360~770nmだそうです。
画像引用:東邦大学「可視光線」について
「光」もどんな光でも良いというわけではないのですよね、勉強になりました
私の家にはないですが「ブラックライト」ならジェルネイルを固めることができるようです。
ブラックライトは波長365nmを中心とする紫外線(UV-A波)を発光するライトで、ジェルネイルはもちろん、レジンクラフトにも使用できます。
値段も1000円前後で手ごろですし、ブラックライトではお風呂やトイレの見えにくい汚れをチェックすることができるので、1つあれば良いかもしれません。
ジェルネイルのライトはダイソーでも購入できる!100均のライト
身近なものでジェルネイルライトの代用ができなくても、ジェルネイルのライトはダイソーをはじめ、100円ショップで購入することができますよ。
専用のライトもそこまで高いものではないとしても、100円ショップで購入できるなら、ジェルネイルがグンと身近な存在になりますね!
100円ショップでは、ジェルネイルも20色以上のバリエーションがあり、パーツもたくさんありますよ。
ダイソー・ワッツ・キャンドゥでは、据え置き型のジェルネイル専用ライトが330円(税込み)で販売していました。
売り場はネイルコーナーの中にあるので、すぐに分かりました。
セリアはペン型のライトが100円であるというので、本当は購入したかったのですが品切れでありませんでした。
100円ショップで買えるジェルネイル専用ライト一覧
それぞれのライトの情報をまとめてみました
ダイソー | ワッツ | キャンドゥ | セリア | |
---|---|---|---|---|
名前 | UV-LEDレジンライト | UV-LEDネイルライト | UV-LEDレジンランプ | LEDネイルライト |
価格 | 330円(税込) | 330円(税込) | 330円(税込) | 110円(税込) |
タイプ | 折り畳み式スタンド | 折り畳み式スタンド | 折り畳み式スタンド | ペン型タイプ |
接続 | USB接続 | USB接続 | USB接続 | 電池式 |
波長 | 365nm+405nm | 365nm+405nm | 365nm+405nm | 405nm |
100円ショップそれぞれ、よく似たタイプのライトで、違いは少なそうですね。
今回は、ワッツのジェルネイルライトを購入して試してみました。
ワッツのジェルネイルのライト使い方
100円ショップ「ワッツ」のUV-LEDネイルライトを使って、ジェルを固めることができるか試してみました。
箱を開けたら本体がスマホサイズに折り畳まれて入っていました。脚を組み立てたらこんな感じのスタンドに。
向かって左にUSBの端子をつなぐ差込口が、右に電源ボタンがあります。
USBはコードのみ入っていました。ACアダプターは付いていないのでスマホ用のものなど用意してつなぎましょう。
ライト部分は6つ。折りたたむとスマホより小さめのサイズでマウスと間違えそうな大きさ。とても軽いです。
さっそく、ワッツのジェルネイルのライトを使ってジェルネイルをしてみました。
- STEP1ベースジェルを塗り、ライトで硬化する
こちらのタイプは電源ボタンを長押しすると、60秒発光します。
- STEP2カラージェルを塗り、再びライトで60秒硬化する
- STEP3トップコートを塗り、再びライトで60秒硬化する
- STEP4出来上がり
表面もサラサラ。しっかり固まっています。ちょっとはみ出てしまったけど…。
私のネイルの技術がどうという問題はさておき、ジェルネイルは100円ショップのライトでしっかり固まりました。
ジェルネイルを家で楽しみたいなら、100ショップのライトで充分対応できますね。
ジェルネイルの落とし方
ジェルネイルを落とすには、トップとカラーをファイルで削り、一番下層のベースジェルをリムーバーで溶かして落とすという手順が必要です。
今回はワッツのピールオフベースジェルを使用したので、めくるように簡単に剥がすことができました。
ジェルネイルはライトなしでも大丈夫!ジェルネイルのシールも
正確に言うとジェルネイルではないのですが、100円ショップにはジェルネイル風のシールも販売されていました。
これなら、専用ライトやジェルネイルが無くても、シールだけで爪のオシャレが楽しめますよ。
貼るだけなので、とても簡単。剥がすのも簡単にできるので普段ネイルができない仕事をされている方も、休日に気軽に楽しむことができますよ。
爪の「やすり」も付属されていました。写真で白く斜めに入っているものが「やすり」です。
こちらも100円ショップワッツで購入しました。税込み110円です。
- STEP1爪表面の水分・油分をふき取り、よく乾かす
ベースコートを塗ることで凸凹がなくなり、より綺麗に仕上がります。
- STEP2自分の爪の付け根の形に合わせて、シールをハサミでカットしておく
- STEP3爪の根元から1mm離して、密着するようにしっかり押さえる
- STEP4爪からはみ出たシールを爪の端に合わせて折る
- STEP5はみ出て折ったシールを「やすり」で上から下に動かして削り取る
トップコートを塗ると、より綺麗に長持ちします。
- STEP6出来上がり
使用方法も記載されていて、初めての私でもできました。
しっかりと、爪についていますがシールをめくれば、すぐに剥がすこともできました。
まとめ
ジェルネイルの専用ライトの代わりになるものはあるか?をまとめましたが、身近なもので太陽光が微妙ながらも固まったのはびっくりでした。
専用ライトなら時間も待たずに固まるのでやはりおすすめです。100円ショップが近くにあれば、専用ライトも購入できますよ。
- ジェルネイルの専用ライトの代わりになるものはブラックライトとレジンクラフト用のライト
- 太陽光でも固まるけれど、お天気や時間帯など気象条件で不安定である
- ジェルネイルは自然乾燥では固まらず、ジェルネイルの素材に光が入ることで固まる
- ジェルネイルの光はUVライトかLEDライトが必要
- UVライトで365nm前後、LEDライトで385~405nmの波長で固まる
- 100円ショップのジェルネイル専用ライトでもジェルネイルは充分固めることができた
- 100円ショップのジェルネイルライトを検証
- ジェルネイル風シールも100円ショップで購入できて、ネイルを楽しむことができる
今は100円ショップでもジェルネイルが楽しめる時代なので、皆さんも気軽に試してみてはいかかでしょうか?
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