アボカドと言えばやわらかくクリーミーな食感!だけど切ってみたら固かった…
アボカドを食べたいけど、固いままで食べられるのかわからない、なんて経験ありませんか?
この記事では、そんな疑問を抱いているあなたに向けて、アボカドは固いまま食べられるのか、アボカドが固い状態でもおいしく食べる方法やレシピをご紹介していきます。
結局なにもせず固いアボカドをそのまま食べたけど、美味しくなくて捨ててしまう人も少なくありません。
この記事を読めば美味しく食べられること間違いなしなので、最後まで読んでみてください!
まずはアボカドは固いままでも食べられるという事実についてお伝えしていきます。
アボカドは固いままでも食べられる!
アボカドは固いままでも食べれるの?結論としていえば、固いままでも食べれます。
しかし、あまりおいしくはありませんし、厳密にいえば栄養素も変わってきます。
工夫次第でおいしく食べることは可能ですが、固いまま生で食べるのはあまりすすめできません。
このあとお伝えする方法を実践して、おいしくアボカドを食べましょう。
まずは、やわらかいアボカドがおいしくなる仕組みと、食べごろはいつかを知る必要がありますね。
さっそく、その仕組みについてご説明していきます。
アボカドはやっぱりやわらかいほうがおいしい
固いままでも食べられるアボカドですが、やはりやわらかいほうがおいしいです。
このやわらかさは、成熟度によって変わり、熟しているほどやわらかくなります。
熟すほどビタミンと糖が多くなります。ビタミンは熱に弱いので、栄養素重視するなら生のまま食べるのが1番です。
その視点で言えば、固くてまだビタミンが少ないアボカドは加熱調理向きと言えますね。
アボカドはサラダに使われることが多いですが、それはビタミンを壊さないための工夫でもありますし、完熟したアボカドは糖が増えて甘みを感じられることも理由に挙げられます。
アボカドの食べごろを見分けよう
やわらかいアボカドがおいしいのが分かったところで、毎回切ってから気づくのでは遅いですよね。
実は、色や固さ、ヘタの状態で見分けることができるんです。
アボカドと言えば緑色のイメージですが、完熟したおいしいアボカドは黒っぽい色をしています。
さらに、熟してくると果肉の水分が少なくなっていくので、ヘタが沈み、少し押してみるとやわらかく感じられます。
キレイな緑色の場合は3~7日間、濃い緑の斑点がある場合は2~3日たつと完熟します。
室温で保管することがポイントです。熟成させず、長持ちさせたい場合は冷蔵庫に入れましょう。
アボカドを固いままでもおいしく食べられる方法5選
それではさっそく、固いアボカドもおいしく食べられるようにする方法をお伝えしていきます。
基本的には、アボカドをやわらかくする方法や熟成させる方法になります。
固いアボカドはどうしても苦みが感じられてしまうので、おいしくするにはアボカドを熟成して、糖の甘みを増やすことが必要です。
- レンジで温める
- 加熱調理する
- リンゴやバナナと一緒に保存する
- 日が当たるところに置いておく
- アルミホイルで包んで置いておく
どれも簡単な方法なので、さっそく試してみましょう。
レンジで温める
1番簡単な方法が、アボカドをレンジで温める方法です。これなら切った後でも簡単にできます。
- アボカド
- 耐熱皿
- ラップ
必要なものはこの3つだけです。
まずはアボカドを半分に切ります。すでに切ってある場合はそれでOKです。
種は取り除いておきましょう。包丁のあごで刺して、そのまま抜くとキレイに取れます。
それができない場合は、スプーンで取るのもいいでしょう。
断面を下にして耐熱容器に入れ、ラップをして500Wで30秒~1分温めます。
皮がむけるくらいがベストなので、様子を見ながら、足りなければ20秒ずつ足して加熱しましょう。
レンジだとムラができてしまいがちなので、少しずつお皿を回したり、アボカドの配置を変えるといいですね。
加熱しすぎると苦みが出てしまうことがあるので、自分で調節することがポイントです。
それでもやわらかくならない場合は、その固さを生かした料理に切り替えましょう。
加熱調理する
レンジで加熱してもやわらかくならない場合があるので、その場合は加熱調理をおすすめします。
もちろん、アボカドが固いなと感じたらそれを活かして加熱調理にするのもOKです。
最近ではアボカドも多くの人が食べるようになり、わざわざ固いアボカドを加熱調理用に求める人も出てきました。
固いアボカドは、そのままでも食べられますが天ぷらや煮込みにするとそのおいしさが生かせるのでおすすめです。
後ほど、レシピもご紹介をしていきますので楽しみにしていてください。
リンゴやバナナと一緒に保存する
ここからは早急にやわらかくする必要がなく、保管しつつ早く熟成させる方法をお伝えします。
リンゴやバナナといっしょに保管をしていたら、いつもより早く野菜が腐ってしまっていたという経験、ありませんか?
あまり知られていませんが、ほとんどの野菜や果物が放出している「エチレンガス」が影響しており、これが熟成を促すのです。
そのため、紙袋やポリ袋に一緒に入れて、できれば密封した状態で保存しておくことではやく熟成させることができます。
バナナは冷蔵庫での保存は長持ちしないので、となりにアボカドを置いておくだけでOKです。
あたたかいところに置いておく
さすがに直射日光に当てるのは良くないですが、あたたかい場所に置いておくことで早熟させられます。
他の食べ物もそうですが、あたたかい場所では早く腐ってしまいますよね。
特に夏場のお弁当の管理には苦労させられますよね。
夏場なら、常温でもじゅうぶんはやく熟成させられるので、あまりあたためすぎないように注意しましょう。
アルミホイルで包んで置いておく
先ほど、エチレンガスについてご説明しましたが、アボカド自体もエチレンガスを放出します。
そのガスを外に逃がさないようにアルミホイルに包んで常温保存することで、熟成を早めることが可能です。
同じ理論でお米に埋めておくという方法もありますが、いつの間にか忘れてしまう可能性と、お手軽さからすればアルミホイルのほうが断然おすすめです。
もしアルミホイルがない場合はお米で試してみてもいいかもしれませんね。
アボカドが固い状態でもおいしく食べられる4つのレシピ
アボカドが固くてどうしようもないときでもおいしく食べられるレシピをご紹介します。
アボカドは通常、生で食べることが多いですが、最近は加熱調理も人気です。
今回は私のおすすめレシピを4つご紹介しますので、みなさんもぜひ実践してみてください。
- アボカドフライ
- 肉巻きアボカド
- アボナス炒め
- アボカドのポン酢漬け
アボカドの食べ方は人それぞれで、好みがあると思います。
アボカドにピッタリと言われる素材を以下にリスト化しておきますので、これから紹介するレシピにお好みで足してみるといいでしょう。
- マヨネーズ
- タルタルソース
- エビ
- 醤油
- ワサビ
- チーズ
- 生ハム
- 黒こしょう
アボカドフライ
アボカドフライは、衣の付いたフライではなくて、ポテトフライのアボカドバージョンです。
- アボカドを半分に切って種を取り除き、皮をむきます。
- アボカドの半分を8等分に、櫛切りにし、もう半分も同じように切ります。
- 袋に薄力粉とハーブソルト、アボカドを入れて、アボカドに粉がまんべんなくつくようにします。
- フライパンに高さ1cm程度、サラダ油を注ぎ、180℃で5分揚げます。
- 衣がきつね色になったら油をきって器に盛りつけ、お好みで黒コショウをかけて完成です。
パーティーの1品にピッタリな料理で、おつまみにもおすすめです。
肉巻きアボカド
- 種を取り、皮を剥いたアボカドを4等分にします。
- アボカドに薄切りの豚肉を巻いていき、軽く塩コショウを振ります。
- 中火で熱したフライパンにバターをしき、2を焼いていきます。
- お肉に火が通ったら、醬油を回しながら入れ、しばらく熱したら完成。
肉巻きがおいしくないはずがない!これに黒コショウやチーズをかけるのもおすすめです。
やわらかいアボカドだと、形が崩れてしまって作るのも、食べるのも難しいため、あえて固いアボカドを選んだほうがいいでしょう。
お上品すぎてパンチが欲しいという人はにんにくをプラスするとごはんにも合うテイストになると思います。
アボナス炒め
- アボカドをむき、種を取り、1口サイズに切ります。
- なすのヘタを切り、1口サイズに切ります。
- 中火でフライパンを熱し、オリーブオイルをしく。
- アボカドをじっくり炒める。
固さはお好みですが、私は串がすっと入るまで炒めるのがおすすめです。 - アボカドが少し柔らかくなったらなすを入れます。
- 塩コショウを振り、お皿に盛りつけ、マヨネーズをかけて完成。
マヨネーズが苦手な人は、中農ソースでもいいかもしれません。
私は塩コショウで食べて、あとからマヨネーズをつけて食べていますが、どちらもおいしいのでおすすめです!
固くても食べられますが、火を通してやわらかくすることでよりクリーミーな味わいになります。
アボカドのポン酢漬け
- アボカドの皮をむき、種を除いてひと口大に切っておきます。
- ポン酢・砂糖・ごま油・おろししょうが・ごま。赤唐辛子を混ぜます。
- ネギをみじん切りにします。
お好みで玉ねぎのみじん切りを足すのもおいしいです。 - アボカド、2、ネギをまぜて漬けておきます。
- 味がなじんだら完成。
アボカドに少し苦みやえぐみがあっても、おいしい味付けで全部気にならなくなります。
少しパンチが欲しい場合はにんにくを足してもいいでしょう。
お子様が食べる場合は、赤唐辛子やネギを入れず、少しみりんを足してこれを煮詰めるのがおすすめです。
より甘みが増し、アボカドもやわらかくなるのでぜひ実践してみてください。
まとめ
- アボカドは固いままでも食べられるが、やわらかいほうがおいしい。
- アボカドは皮の色、触感、ヘタの状態で熟しているかどうか判断できる。
- アボカドは工夫次第で熟成したり、おいしく食べられるようになったりする。
- レシピを活用すれば固いアボカドをおいしく食べることができる。
今回は固いアボカドは食べられるか、おいしく食べる方法やレシピをご紹介しました。
おしゃれな食べ物というイメージのアボカドですが、食べごろの見極めができないと、苦みやえぐみのあるものを食べてしまうことがあります。
今回お伝えした食べごろの見分け方や、固いアボカドの活用レシピでおいしくアボカド食を楽しみましょう!
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