おいしい牡蠣を、自宅でいつでも自由に食べられたら幸せなのに!と思うことありますよね。
自宅で牡蠣を調理できたらわざわざ店に出向く必要がなくなるし、蒸し牡蠣や牡蠣の酒蒸しなどバリエーション豊かに牡蠣料理を楽しめます。
でも牡蠣を自宅で調理なんてできるの?
自宅で調理すると牡蠣にあたる気がして心配!
牡蠣は電子レンジを使うとあっという間に調理できてしまうので、おすすめです。
下処理が大変そうで、躊躇してしまいがちな殻つきの牡蠣でも問題なく調理できるので安心してくださいね!
この記事では、牡蠣を電子レンジで調理しておいしく食べる方法を紹介します。
牡蠣による食中毒を起こさないための注意点も合わせて解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
牡蠣は電子レンジで何分加熱する?温め方を詳しく解説
殻つきの生牡蠣は、5つくらいなら500Wの電子レンジで5〜6分ほど加熱すると中まで火が通り、蒸し牡蠣として食べられます。
加熱する際のポイントは、牡蠣が重なり合わないように並べることと、ラップをふんわりかけて蒸気の逃げ道を作ることです。
ここからは、電子レンジを使った牡蠣の温め方を詳しく解説していきます。
- 下準備殻つき生牡蠣の気になる汚れを軽く洗い、水気を切っておく。
- STEP1大きめの皿に5つ殻つき生牡蠣を並べる。
殻つき生牡蠣の丸みがある方を下にして、牡蠣同士が重なり合わないように並べる。
- STEP2ラップをかけて加熱。
牡蠣の吹きこぼれ防止のため、密封しないように皿ごとふんわりとラップをかけ、電子レンジで5〜6分加熱する。
私皿がとても熱くなっているので、取り出すときはやけどに注意!
- STEP3牡蠣の殻をむく。
殻のすき間からナイフを差し込んで上下の貝柱を切り、上殻を取り外す。
殻の粉が気になる場合は、むいたあとで牡蠣と殻を軽く洗いましょう。
- STEP4お好みでしょうゆやレモンなどを垂らして、おいしくパクリ!
殻をむくのが大変な人は、牡蠣専用のナイフを使うと簡単にできるのでおすすめです。
冷凍の殻つき生牡蠣の場合は、流水にかけて解凍してから加熱するか、電子レンジの加熱時間を伸ばしましょう。
冷凍の殻つき生牡蠣を電子レンジで調理するときは、牡蠣の殻の大きさで加熱時間を調整してくださいね!
牡蠣の殻の大きさ | 加熱時間 |
---|---|
10cm前後 | 4~4分半 |
15cm前後 | 7~7分半 |
加熱時間が長くなるので、1回に調理する個数は2〜3個ほどにしておくと安心ですよ。
牡蠣は電子レンジ調理であたる?注意するべきこと3選
牡蠣は食中毒が多いって聞くけど、電子レンジ調理であたることはないの?
牡蠣を食べることによって引き起こされる食中毒は、電子レンジによる加熱処理によって予防する効果が期待できます。
牡蠣による食中毒は、トラウマ級につらくて2度と牡蠣を食べる気が起こらなくなるといいますよね。
私の父も牡蠣にあたってから、会話に「牡蠣」という単語が出るだけでおびえてしまうようになりました。
牡蠣による食中毒には、ノロウイルス・腸炎ビブリオ・貝毒の3種類がありますが、ウイルスや細菌は熱を与えると悪さをしなくなります。
食品の中心温度85度以上で1分間以上の加熱を行えば、感染性はなくなるとされています。
引用 厚生労働省
電子レンジでしっかり加熱する以外に、牡蠣にあたらないよう注意するべきことは以下の3つです。
- 使用した調理器具は消毒を行う。
- 使用した調理器具を他の食材に使い回さない。
- 牡蠣の調理後は手洗いをする。
ここからは、それぞれの内容を詳しくみていきましょう。
使用した調理器具は消毒を行う
牡蠣を調理するために使用した器具は、ウイルスや菌が付着している可能性があるためしっかり消毒するようにしましょう。
具体的には、生牡蠣を殻から出すときや洗うときに使うナイフ・まな板・ボウルなどの調理器具です。
消毒方法は、調理器具を洗剤で洗ったあとにキッチンハイターに浸したり、熱湯に1分以上浸したりするのが効果的です。
使用した調理器具を他の食材に使い回さない
牡蠣を調理した器具は、他の食材の調理にそのまま使い回して二次汚染を起こさないように注意しましょう。
誤って使い回してしまわないように、牡蠣専用の調理器具を用意しておいたり、消毒前の調理器具はよけておいたりと工夫することも方法の1つですね。
牡蠣の調理後は手洗いをする
調理後に手洗いを忘れずに行うことも、牡蠣にあたらないよう注意するべきことの1つです。
牡蠣を調理する前・調理した後・食事をする前などに手洗いを行えていると理想的ですね!
石鹸をよく泡立ててから洗浄し、温水で十分にすすいだあと清潔なタオルやペーパータオルで拭きましょう。
指輪を付けている人は、外してから手洗いするといいよ!
大惨事!牡蠣が電子レンジで爆発?加熱時間に注意して
牡蠣を電子レンジで温めていたらパン!と爆発した。固くなってるし最悪!
殻つきの牡蠣は加熱時間が長すぎると、殻や身の中にある水分が蒸発して爆発することがあります。
牡蠣が爆発しないようにするためには、電子レンジでの加熱時間を守って調理することがおすすめです。
電子レンジの種類によっては加熱ムラが出ることもあるので、心配な方は牡蠣の様子を見ながら数秒ずつ加熱時間を増やすようにすると安心ですよ!
牡蠣を電子レンジ調理!殻なしなら酒蒸しがおすすめ!
殻なしの牡蠣であれば、電子レンジを使っておいしい酒蒸しが作れるのでおすすめですよ。
牡蠣の酒蒸しってふっくらプリプリの食感と濃厚なクリーミーさがたまらなくて、箸が進んでしまいますよね。
材料も少なくあっという間にできてしまうので、食卓が物足りないときやちょっとしたおつまみにぴったりです。
- 殻なしの生牡蠣(加熱用) 200g
- 酒 大さじ2
- STEP1殻なしの生牡蠣を洗う。
ひとつまみの塩と水で牡蠣をやさしく洗い、流水で軽くすすぐ。
- STEP2電子レンジで加熱する。
牡蠣を耐熱容器に並べて酒をふりかける。
ふんわりとラップをかけて、500Wの電子レンジで3~4分加熱する。
- STEP3しょうゆやポン酢をたらして完成!
まとめ
- 殻つきの牡蠣は、5つくらいなら500Wの電子レンジで5〜6分ほど加熱するとおいしく食べられる。
- 電子レンジでしっかり加熱すると、牡蠣にあたるリスクを避ける効果が期待できる。
- 牡蠣にあたらないよう使用した調理器具は消毒を行う・使用した調理器具を他の食材に使い回さない・牡蠣の調理後は手洗いをするの3つに注意。
- 牡蠣は加熱しすぎると爆発する可能性があるので、心配な人は様子を見ながら数秒ずつ加熱しよう。
自宅調理が難しそうに見える牡蠣ですが、電子レンジを使って簡単に食べられると思うと一気に身近な存在に感じられますね。
食中毒にはならないように、牡蠣が中までしっかり加熱されているか確認して食べるようにしてくださいね!
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