皆さんは、あ~無性にチョコレートが食べたい!というときありませんか?私はあります!!
仕事の合間や深夜にテレビを見ながらなど、ほんの少し食べるつもりが気が付いたら全部なくなっていた!という恐ろしい事態になったこともしばしばです…。
少し前から出回っている、高カカオチョコレートが身体にいいと聞いてからそちらにシフトしましたが、実は糖分が抑えられている分、ミルクチョコレートに比べて脂質が約1.5倍含まれているとか!
なのでやはり食べ過ぎは良くないですね。でもあの止められない衝動はどうしたら抑えられるのでしょうか。
今回はチョコレートが食べたくなる原因とすぐに取り入れられる解決方法まで詳しく解説していきますね!
チョコレートが食べたくなるのは栄養不足が原因だった!?
チョコレートが無性に食べたくなる!そんな時は、このような原因が考えられます。
- ストレスによる疲労
- マグネシウム不足
- タンパク質不足
①ストレスを感じると糖分が欲しくなる
甘いものが食べたくなるときは疲れていたりイライラしていることが多くはないでしょうか?
糖分を摂取すると脳内で「ドーパミン」という物質が分泌されるため、一時的に快楽を感じることができます。
つまりはストレス解消効果があるんですね!糖分はダイレクトに脳のエネルギーとなることから、ストレスを感じた時にはまず始めに甘いものが食べたい! となるわけです。
私は家にいてそんなに動いていないときにもよく甘いものが欲しくなるのですが、 そんな時は考え事が多かったり、スマホやパソコンを見すぎて神経疲労していることが多い気がします。
ただ、実際には糖分だけを補えばいいというわけではないので注意が必要です。
②チョコレートが食べたくなるのはマグネシウム不足
私は一時期、病的にチョコレートが食べたくて仕方がないことがありました。
もともと和菓子派の私はケーキやチョコレートはたまに食べる程度だったのですが、もうチョコレート以外目に入らないほどチョコレート依存になっていたんです。
実はこれ、マグネシウム不足が原因なのです。
マグネシウムは体内の代謝を助けるミネラルの一種で、不足すると疲れやすくなったり身体がだるくなったりするだけでなく、ドーパミンの分泌低下の原因になったりもします。
ではなぜマグネシウムが不足してしまうかというとストレス・飲酒・カフェインの過剰摂取などが考えられるそうです。
確かに思い返せばストレスフルでお酒も度々飲んでいた時期なのでばっちり当てはまっていました… 。
さらにマグネシウムは体内では生成されない成分のため外部から補給する必要があります。 例えば以下のような食品です。
- 海藻類
- ひじき
- 米ぬか
- 干しエビ
- 純ココア
その他にもナッツ類や豆類にも多く含まれています。 またマグネシウムは経皮吸収もできることから、エプソムソルトなど入浴剤として使用することもおすすめですよ!
③タンパク質補給で幸せホルモンが出る
チョコレートに限らず、甘いもの全般がやめられないという場合、身体の源であるタンパク質が不足していることが考えられます。
甘いものを食べると分泌される「セロトニン」という幸せホルモンも、タンパク質が不足していると分泌が低下してしまうことがわかっています。
そのため、食べても食べてもまた欲しくなってしまうという依存状態に陥りやすくなってしまうんです。
タンパク質と聞いて連想する肉・魚・卵以外にも、ナッツ類や納豆などの豆類でも良質なタンパク質を補給するようにしましょう。
チョコレートが食べたくなるメカニズム
チョコレートなどの甘いものを一気に食べたとき、身体の中ではどんなことが起きているのでしょう。
まずは急激に血糖値が上昇します。すると上がりすぎた血糖値を下げようとして「インスリン」という物質が分泌され今度は急激に血糖値が下がります。
つまり低血糖状態になるわけですね。 するとまたすぐに糖分が欲しくなってしまいます。
またストレスはマグネシウムの吸収を悪くすることがわかっています。
ストレスが続く→マグネシウムが不足する→チョコレートが食べたくなる→血糖値の乱高下→また食べたくなるという恐ろしい悪循環に陥ってしまうことも…。
悪いのは血糖値が急激に上がったり下がったりすることなので、血糖値の上昇が緩やかな食品(低GI値)を摂取するように心掛けるとこういった事態に陥らずに済みますよ。
チョコレートが食べたくなるとき代わりに摂るべき食べ物おすすめ3選
チョコレートが食べたいとき、身体が必要としている栄養を補わない限り過度な要求は止まりません。
日本人の平均的なマグネシウムの摂取量も推奨量には満たないのだそうです。
そこで日常で栄養を簡単に取り入れられる食品や食べ方をまとめてみました!
①味噌汁
わかめやあおさ等海藻類にはマグネシウムが豊富です。豆腐と一緒に味噌汁にすれば毎日でも簡単に取り入れられますね。
また味噌も大豆製品ですし、発酵食品でもあるので腸内環境も整えてくれて一石二鳥です。
②ミックスナッツ
ナッツ類は栄養豊富な食品であることは皆さんもご存じだと思いますが、いろんな種類の混ざったミックスナッツを間食に取り入れるのはとってもおすすめです。
私は小腹が空いたときにナッツ入りのプロテインバーなどを食べたりしますが、噛み応えもあって満腹感もばっちりですよ。
③純ココア
味覚的にチョコレートを欲しているというときもありますよね。
そんなときは純ココアにミルクと蜂蜜を足して飲むと幸福感に満たされますよ。
蜂蜜は砂糖よりもGI値も低いので安心して飲むことができますし、ココアは身体を温める効果も高いので寒い時期は特におすすめです!
まとめ
チョコレートを食べたくなる原因は主に栄養不足で、以下の3つが考えられます。
- ストレス
- マグネシウム不足
- タンパク質不足
チョコレートや甘いものの急激な摂取は血糖値の乱高下を引き起こすので、繰り返し甘いものを欲してしまう悪循環に陥りやすいのです。
しかし身体が必要としている栄養をバランスよく取り入れることでどうしようもない衝動を抑えることができます。
具体的に以下の食べ物を日常に取り入れることがおすすめです。
- 味噌汁(海藻入り)
- ミックスナッツ
- 純ココア
つい誘惑に負けてしまう自分の意思が弱すぎるのかと思っていましたが、原因がわかるとなんだかホッとしました。
まずはストレスをためすぎないようにしながら、栄養バランスのとれた食生活を目指しましょう!
チョコレートは適量であれば身体にとって良い効果もたくさん期待できるので、明日から罪悪感にさいなまれることなく楽しくスイーツタイムを過ごしましょうね。
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