お友達が、海外に行ったらしくお土産のチョコレートをいただきました。
甘くてとってもおいしい!ついつい食べ過ぎてしまいました。このままでは太る道をたどりそう…。
でも食べたい!チョコレートはやめられない!どうしたらいいのー?お夜食や寝る直前に食べるのはやっぱりカロリーとか糖質のことを考えるとダメだよね。
毎日食べるわけにはいかないよね?いいえ!実はそうでもないんです。
- チョコレートは太るのか?
- チョコレートで痩せるは本当かな?
- チョコレートはいつ、どのくらいの量を食べればいい?
- チョコレートの種類で違う糖分の量
- チョコレートがもたらす効果
これらを詳しく解説したいと思います!チョコレート好きなダイエッターは必見ですよ♪
チョコレートは太る?実はダイエット中でもOK
みんな大好きなチョコレート。甘くて美味しいですよね。食べたらカロリー高いし太ってしまうと思ってる人がほとんどだと思います
ですが…チョコレートは、信じがたいですがダイエットに向いていると言われているのです!
しかし糖分や脂質が多い事には変わりはありません。食べ方や量、種類などによって太るかそうでないかが変わってきます。そのポイントについてお教えしましょう。
どんなチョコレートを食べれば太らないの?
まず、血糖値が急上昇してしまうと太る原因となってしまうため、糖質が低いチョコレート、カカオマス含有量が多いチョコレートを食べるといいと言われています。
カカオマスには食物繊維が含まれているので、脂質を包みこんでカロリー吸収防止につながるのです。
チョコレートを食べて太らないための注意点
チョコレートが食べたいときは、一日50gを目安に2~3粒を数回に分けて、一度にたくさん食べないようにすると良いでしょう。
また、寝る前に食べてしまうとカロリーを消費できないままで中性脂肪が蓄えられてしまうのでNG!
クッキー等がついているハイカロリーなものもNG!!高カカオチョコレートとダークチョコレートは成分が違うので気をつけましょう!
チョコレートが太ると言うのは勘違い!ダイエットにぴったりな食べ方
チョコレートを食事の30分前に少し食べると、食べすぎ防止効果が期待できます。
その他に疲労回復効果や健康効果も期待できますね。チョコレートに入っている成分の効果はこちら。
- カカオポリフェノール(抗酸化作用、リラックス、精神の安定、コレステロール値を下げる、動脈硬化の予防)
- カカオバター(血糖値を急上昇させない)
- カフェイン(リラックス、集中力を高める)
- テオブロミン(セロトニンの分泌を活性化、抗うつ作用、咳の緩和 )
セロトニンは精神を安定させて幸せを感じやすくする働きがあるので、ちゃんと分泌されていればポジティブになり代謝が上がるということです。
ちなみに、成人女性が運動したときの消費カロリーをランキングで表すと、このような数値になります。
- 水泳(クロール)…1039kcal
- 水泳(平泳ぎ)…544kcal
- ジョギング…470kcal
これは1時間運動し続けた数値です。1時間ですよ!?これは結構大変ですよね。
消費エネルギーを上回るのって、並大抵の努力じゃ難しいことが分かります。想像するだけで辛い…という人もいるはず。
けれど、チョコレートはネガティブな気持ちも軽くしてくれるかもしれません♪
ダイエット効果を高める行動
- 朝日を浴びる
- ウォーキングやジョギングの一定のリズム運動
- 人と触れ合う(グルーミング)
- トリプトファンを含む必須アミノ酸の摂取(チョコレートにも含まれている)
- 規則正しい生活
- 涙を流す”涙活(るいかつ)”をする
こんなにも良いことが盛りだくさんです!!幸せホルモン満載で気分も落ち着くし痩せ体質になりますね!
閉経後の女性は、女性ホルモンの抗酸化作用があるエストロゲンが低下して活性酸素が増えてしまいます。
活性酸素が増えるとインスリンの働きが低下して糖代謝が悪くなり、高血圧につながります。
カカオポリフェノールを摂る事でそれらの不調が改善されると言われているのです。これはチョコレートを積極的に食べなきゃですね!
チョコレートを食べたら太ると言われているのは何故か
チョコレートを食べると太るというイメージがあるのはなぜか?簡単に言うと、食べ過ぎ(糖の摂り過ぎ)と運動不足が一番の原因です。
つまり、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ると肥満になるわけですね。
人間はものを食べると血液中に脂質や糖などの中性脂肪が増え、それを取り込んで体内の脂肪細胞が太ってしまいます。
脂肪細胞が太るから体も太るんですね。
そして肥満は糖尿病、高血圧、脂質異常症など生活習慣病のリスクを上げることになり、放置するとメタボリックシンドロームになり動脈硬化を引き起こします。
そもそもチョコレートって何からできてる?
チョコレートは主にカカオマス・砂糖・ココアバター・粉乳などが入ったお菓子です。
チョコレートの種類は、大まかにこの4種類に分類できます。
- ダーク…カカオ40%~60%(ミルクが入らない)高カカオチョコレート
- ミルクチョコ…ダークの原料にミルク、砂糖が入っている
- ホワイトチョコ…カカオマスを使用していないクリーム色のチョコレート
- 生チョコ…クリームが全量の10%以上
これらのチョコレート100g中にどれくらい糖分が入っているのかというと…。
- ダーク 45.6g
- ミルク 51g
- ホワイト 50.3g
- 生チョコ 26.6g
こうして見てみると糖分がかなり入っています。半分近く入っていると思うと怖いですね!
しかもカカオは脂肪分が含まれています。ミルクには脂肪分と糖分が含まれています!!食べ続けていれば体重増加は免れないでしょうね…。
糖質ゼロや低糖質チョコレートはどう?
ここ数年、「糖質ゼロ」というチョコレートや、砂糖不使用という商品もよく見かけるようになりました。
ここまでの内容を読むと、そういうチョコレートは気にせず食べてもいいんじゃない?という思いになりますよね。
それについては、食品表示の違いを知っておくと判断しやすくなります。
まず、「砂糖不使用」はどうでしょうか。これは、食品を製造・加工する段階では砂糖(ショ糖)を使っていない、という意味です。
砂糖(ショ糖)を使用していなくとも、代わりにブドウ糖や果糖が使われている可能性が高いです。
原材料に果物やはちみつなどが使われていれば、もちろん糖分は含まれています。
そして「糖質」と「糖類」の違い。名前が似ていてややこしいですね…。違いはこのようになっています。
引用:味の素公式サイト
上記の図を見ると、糖類は糖質の一種だということですね。糖類ゼロと表示があったとしても、糖質は含まれているのでカロリーが全く無いというわけではありません。
そして糖質ゼロだとしても、人工甘味料で甘みを付けている食品が多くあります。これは「ノンシュガー」という表記も同じだと考えて良いでしょう。
人工甘味料は、名前が知られているものだとアスパルテームやスクラロースですね。人工甘味料の摂り過ぎによる健康への悪影響にも注意したいところです。
気になる方は、天然の甘味料であるエリスリトールやマルチトールが含まれているものを探すと良いでしょう。
またオリゴ糖もおすすめ。糖類の一つなのですが、腸内のビフィズス菌を増やし、腸内環境を整える働きがあります。
とはいえ、糖質だけではなく脂質も含まれているので、しつこいですが食べ過ぎには注意しましょう!
まとめ
- チョコレートは実はダイエットに向いている。糖分や脂肪が多いことには変わりないので、食べ方や量、種類に気を付けよう
- 糖質が低いチョコレート、カカオマス含有量が多いチョコレートを食べると良い
- 一日50gを目安に2~3粒を数回に分けて、量を抑えると良い
- チョコレートを食事30分前に少し食べると、食べ過ぎ防止につながる。その他に疲労回復や健康効果も期待できる
- チョコレートが太ると言われているのは、食べ過ぎ(糖の摂り過ぎ)もしくは運動不足によるもの
- チョコレートはカカオマス、砂糖、カカオバターなどから作られているので、基本的にカロリー高め
- 糖質ゼロや低糖質のチョコレートは、カロリーが無いわけではないので食べる量に気を付けよう
チョコレートが好きな人にとっては、ダイエットしたい!と思っても我慢するのは逆にストレスが溜まりますよね。
でもチョコレートを食べることで健康にも良い効果があると知って、気が楽になったのではないでしょうか?
チョコレートの味や香りでリラックスしながら、ダイエットにも役立てちゃいましょう♪
コメント