スープジャーに入れてはいけないもの6種類!温度を保つ方法もご紹介

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エコライフを心がけ、お弁当を持参される方が増えています。

とはいえ、冷めても美味しくするためには、どうしても味を濃くしてしまいがち。また、寒い時期は温かいものが食べたくなりますよね。

そんな時のお助けグッズとして、画期的なものがスープジャーです!

朝にアツアツの汁物やご飯を入れておくと、お昼頃には程よい温かさで食べられます。職場や外出先で電子レンジが近くになくても安心ですね。

最近では、軽量で持ち運びしやすく、可愛らしいデザインも増えています。

食品を入れた時点の温度を保ってくれる便利なスープジャーですが、入れてはいけない食品があるのをご存じでしょうか?

せっかくのお弁当が大惨事にならないよう、この記事では、その入れてはいけない食材についてまとめてみました。

 

 

 

スープジャーに絶対に入れてはいけないもの

まず、スープジャーに入れてはいけないもの、それは生ものです!また炭酸飲料やドライアイスも入れないようにしましょう。

入れてはいけない理由とともに、詳しく見ていきましょう。

 

生肉・生魚・生卵・牛乳

保温効果のあるスープジャーですが、一定温度で長時間保つことはできません。

加熱していない生ものは腐敗しやすく、ガスが発生します。

ガスによって中の空気が膨張して蓋が開かなくなり、無理して開けようとすると、中身が噴き出したり、容器破損の恐れもありますので、入れてはいけません。

 

炭酸飲料・ドライアイス

炭酸飲料やドライアイスもまた、ガスが発生します。こちらも中身の噴き出しや容器破損の恐れがありますので、絶対に入れないようにしましょう。

もっとも、ドライアイスがご家庭にあることは稀だと思いますが、果物やスイーツの保冷等で使うのはやめましょう。

 

 

スープジャーに入れる際に注意すべき料理

スープやお味噌汁、お弁当にちょっとした汁物を付け足したり、メインのおかずとしてシチューやカレーなんかも持ち運びができたりと、とても便利なスープジャー。

ですが、それらを入れる際に注意すべきポイントがありますので見ていきましょう。

 

味噌汁やシチューなど塩気の多いもの

スープジャーの醍醐味を味わうためにも、入れたいものの代表格ですよね!でもこちらを入れる際には注意が必要です。

スープジャー内側のステンレスにコーティングがされているとはいえ、塩気が多いと錆びやすくなります。

錆とは腐食という化学反応なので、こちらが中の食材に溶け出すことで、食中毒の原因にもなりえるのです。

使用後は長時間放置せず、こまめに洗浄しましょう。

 

乳製品などの腐りやすい食材

シチューなどの乳製品や味噌汁の豆腐など、腐りやすい食材を入れる場合も注意が必要です。

スープジャーは保温効果が優れていますが、一定温度で長時間保てるわけではないので、早めに食べきるようにしましょう。

 

匂いや色味の強いもの

カレーやキムチなどの匂いの強いもの、ほうれん草など色味の強いものを入れるときも注意が必要です。

特に匂いが強いものは、洗っても匂いが残りやすいです。また、カレーはほうれん草共々色も沈着しがちですので、ラップを敷いてから使うなどの工夫が必要です。

ただし、ラップの端を蓋を閉めるときに挟み込まないように注意しましょう。

 

細かい食材の入ったもの

果実入りのジュースや茶葉の入ったお茶、オニオンスープなど細かい食材の入ったものも気をつけましょう。

蓋と本体とのつなぎ部分に食材が入り込むと、蓋がうまく閉まらず溢れてしまい、熱いものだと火傷の恐れがあります。

ジュースなどの冷たいものでも、溢れてカバンの中がベタベタになるのは避けたいですよね。

蓋はきっちり閉めましょう!

蓋が緩んでいたり、斜めになってしまったりしていては、密封状態にならず、中身が溢れてしまう恐れがあります。

 

 

スープジャーの特性をより効率よく使うために

 

温かいもの

汁ものやご飯など、温かいものを入れる時は、食材を入れる前に予熱をしておきましょう。

料理を入れる前に、100度のお湯をスープジャーに入れて数分おきます。

お湯を捨ててからアツアツの食材を入れることによって、より保温性が高まり、食物の腐敗も防ぎやすくなります。

このとき、食材は内側の内容量線ギリギリまで入れるようにしましょう。少量だと保温効果が薄れ、冷めやすくなってしまいます。

また、内容量線より多すぎると、蓋をした時に溢れてしまいますので、気をつけましょう。

ご飯を入れることも可能です。お湯でスープジャーを一度温めてから、炊き立てのアツアツのご飯を入れましょう。

スープジャー本来の保温効果とまではいきませんが、温かい状態のご飯が食べられるのは嬉しいですよね。

 

冷たいもの

冷たいものを入れる時は、事前に冷水を入れてスープジャー内を冷やしておきましょう。

保冷効果が高まることによって、中の食材が腐敗しやすい温度になるのを抑えることができます。

温冷どちらで使う場合も、布などで包んでおくと、さらに保温効果が高まり効率的です。

スープジャー専用のケースなどもありますので、そちらを使用するのもよいですね。

ちなみに細菌が一番活発になる温度は36度前後です。食材の腐敗が進行しやすくなりますので注意しましょう。

保温効果に優れたスープジャーとはいえ、長時間一定温度を保つことはできませんので、6時間を目安に食べ切るようにしましょう。

また、一度口をつけると細菌が発生しやすくなりますので、残したものを後で食べるのは避けるようにしましょう。

 

 

スープジャーを使った簡単レシピ

ここで、とっても簡単&お手軽なレシピを一つご紹介しますね♪

  1. スープジャーにご飯を入れる
  2. 固形の卵スープの素を入れる
  3. 規定量の熱湯を注ぐ

前述したように、スープジャーは余熱を忘れずに!お昼時には食べごろな温度に程よく冷めた、卵雑炊の出来上がりです。

お料理が苦手な方でも、切ったり焼いたりの手間が必要なく、味も既に決まっているので失敗もありません。忙しい朝でも簡単にささっと作ることができますね。

簡単レシピとして卵雑炊をあげましたが、スープの素を変えれば色々試せそうです♪


また、ショートパスタを使った料理などもできますので、調べてみるのも面白いかもしれません。

 

 

まとめ

気軽にお弁当を温かい状態で持ち運びでき、どこでも食べられるという便利なスープジャーですが、使い方にはいくつか気をつけないといけないことがわかりました。

  • スープジャーには、ガスが発生する恐れのある生ものや炭酸飲料、ドライアイスは絶対に入れないようにする
  • カレーやみそ汁などの塩気の多い料理は、ステンレスが錆びないようにこまめに洗うこと
  • 乳製品など腐りやすい食材が含まれた料理は早めに食べきること
  • 臭い移り、色移りしやすい料理も、使用後は長時間放置せずにこまめな洗浄を心がける
  • スープジャーを温・冷どちらで使う場合も、事前にしっかりと温める、もしくは冷やすことで、腐敗しにくい温度を保つことができる
  • 保温効果を期待しすぎず、作ってから6時間を目安に食べ切るようにする

これらに気をつけて使えば、気分もほっこり、美味しいランチタイムが楽しめますね。

入れてはいけない食材に注意しながら、スープジャーを使ってお弁当のバリエーションを増やして美味しく楽しめるようにしましょう♪

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