枕カバーはシルクがおすすめ!寝ながら得られる美容効果を解説!

生活お役立ち情報

色々なヘアケアを試してもなかなか効果が物足りない。癖毛が頑固で朝のヘアセットに時間がかかってしまう。ブローして寝たのに朝になると寝癖で台無し。

このような悩みは、枕カバーをシルクに変えると解消されます!

一日の3分の1をしめる睡眠時間。枕カバーを変えるだけで、寝ながらヘアケア効果を得られるとしたらめちゃくちゃ楽ですよね。

シルクの枕カバーは誰でも使うだけで美髪効果を得られるのでとても人気!美容師さんも推奨しているアイテムです。

この記事ではシルクの枕カバーを使うことで得られる美容効果と、シルクのメリットやデメリットについて解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

枕カバーをシルクに変えるとなぜ美容効果があるの?

寝ている間髪の毛は、枕と体の間に挟まれて一晩中摩擦によるダメージを受け続けています。

枕カバーをシルクに変えると髪の毛への摩擦を減らす効果があり、ダメージを軽減することができます。

そのため髪の毛が痛みづらく、強くなります。そのため、美髪効果が期待できるのです。

髪の毛はなぜ傷んでしまうのか

髪の毛が痛む原因の1つとして、髪の表面を覆っているキューティクルが剥がれてしまうことが挙げられます。

髪の毛の表面はキューティクルという組織に覆われていて、このキューティクルが盾の役割をすることで髪の毛を外の刺激から守っているのです。

そのため、キューティクルが剥がれていたり、広がってしまいきちんと髪の毛を覆っていないと髪の毛はどんどん痛みやすくなってしまいます。

キューティクルは熱と摩擦に弱いので、キレイな髪の毛を保つには熱と摩擦を与えないようにすることがとても効果的です!

摩擦を抑えるにはシルクの枕カバーが最も効果的 

シルクとは蚕の繭から作られる天然繊維のことです。人間の肌の成分にとても近い弱酸性のアミノ酸タンパク質で出来ており、第二の皮膚とも呼ばれます。

シルクは繊維がとても柔らかく、なめらかな肌触りをしています。

枕カバーをシルク製のものにすると寝ている間、髪の毛との摩擦が少なく寝返りをうっても刺激が最低限になります。

枕カバーをシルクにするメリット

嬉しい美容効果がたくさんあるシルク。髪の毛への影響はもちろん、他にもメリットがたくさんあります!

自分の生活にシルクの枕カバーがあるとどう良くなるか…メリットを確認しながら、ぜひ想像してみてください。

髪の毛のダメージが減る美髪効果

シルクの繊維はとても柔らかく、枕カバーとして使用すると寝ている間の寝返り等による摩擦を軽減する効果があります。

髪の毛へのダメージを軽減することで髪を健康的で健やかな状態に保つことが出来ると、紫外線や乾燥といった外部からの刺激に強くなるんです。

トリートメントなどで補修をするケアも大切ですが、それは髪の毛が傷ついてしまった後のお話です。

そもそも傷つきづらい髪の毛を育てることがヘアケアの基本といえるでしょう。

キレイな髪を保つことが出来ると効果なトリートメンやシャンプーが不要になります!

毎日のヘアセットが楽になる時短効果

枕カバーをシルクにすることで摩擦を軽減するということは、髪の毛同士の絡まりを防止することにも繋がります。

寝ている間に髪の毛が絡まってしまい、朝ブラッシングをしていると引っかかりを感じた経験はありませんか?私はよくありました。

朝の準備は慌ただしいもので、なかなか髪の毛を丁寧に扱ってあげる余裕がありません。

ブラッシングをしている時に絡まりを感じたらそのままブチッ!と引っ張ってしまうことがよくありました

シルクの枕カバーを使用すれば、切れ毛やチリ毛の原因となる髪の毛同士の絡まりを防止できるのも大きなメリットです。

さらには寝癖も付きにくくなるので毎日のヘアセットがとてもになるはずです。

せっかくブローして寝たのに寝癖でぐちゃぐちゃ…ってこともなくなります!

通気性がよく蒸れにくいので清潔

シルクの繊維の特徴として吸放湿性に優れているという特徴があります。シルク繊維の断面は丸型ではなく楕円形や三角形になっています。

そのため三角形の繊維には隙間があるので、吸収した水分を程よく排出する事ができます。

綿などの他の素材の場合は、汗をかいた際の水分は放出されず繊維にとどまってしまいますが、シルクは余分な水分を放出するため通気性がよく、蒸れずに衛生的な状態を保つことができます。

これはお肌にとってとても大きなメリットになります。

さらにシルクには抗菌作用もあります。カビなどの菌の繁殖を防ぎ清潔に保つことで美肌効果も期待できて一石二鳥ですね。

静電気が起こりにくいのでチリやホコリを集めない

静電気が起こる原因は摩擦と乾燥が大きな要因です。

髪の毛と枕で静電気が起こると髪の毛が絡まりやすくなり、キューティクルが剥がれる原因にもなってしまいます。

シルクは第二の皮膚と言われるくらい人の肌に似ている繊維です。

その要因の1つとしてシルクには人の肌にもともと備わっている天然保湿成分(NMF)とよく似た保湿成分が含まれているため保湿効果がある点が挙げられます。

静電気が起こる原因は摩擦と乾燥なので、シルクはこの両方を軽減することで静電気が発生しづらくなります。

静電気が起きづらくなることのメリットとして髪の毛のダメージ軽減以外に、空気が清潔になるという嬉しい効果があります。

シルクの枕カバーは摩擦が少なく静電気も起きづらいのでチリやホコリを集めにくく、空気中のホコリが減ってクリーンな空気を感じられるようになるのです。

シルクのひんやりとした触感も清潔感を感じる要素の1つ♪

枕カバーをシルクにするデメリットと対策

髪や肌に良いことばかりのシルクですが、デメリットもあります。ここではシルクを使った枕カバーのデメリットと対策を確認していきましょう。

手洗いが大変

細くて柔らかい繊維が特徴であるシルクは、濡れた状態での摩擦にとても弱いです。そのため洗濯機での洗濯を推奨していない商品が多く、手洗いをする必要があります。

これは手洗いの習慣があまりない人からすると大きなデメリットに感じると思います。

商品によって違うので、表示を確認するようにしましょう。

手洗いといってもゴシゴシと力を入れて洗うわけではないので慣れると意外と手間に感じません。

なめらかすぎて滑る

肌触りの良いなめらかな触感がメリットのシルクですが、なめらかすぎて滑って布団から落ちたり頭が枕から外れてしまったりということが起こるようです。

心配な場合は片面だけシルク、布団に接する面は綿で出来た枕もあるので検討すると良いでしょう。

シミが付きやすい

シルクは水分に弱いので、寝汗やよだれが多い場合はシミが付きやすいです。一度ついてしまうと落としづらいので、こまめに洗うようにしましょう。

紫外線に弱い

シルクは人の肌と成分が似ていることから同じように紫外線に弱く、長時間あてていると黄色く変色してしまいます。

洗濯後はなるべく日陰に干したり、寝室の日当たりが良好すぎる場合は遮光カーテンなどを検討しましょう。

虫の被害に会いやすい

シルクは天然素材のタンパク質のため、虫食いの被害にあいやすいというデメリットがあります。

日常使用している分には問題ありませんが、来客用や洗い替えようとして保管の際は通気性の確認や防虫剤の使用を検討しましょう。

枕カバーをシルクにしたい!目的別の選び方

シクルの枕カバーは人気のため種類も豊富です。製品によっては洗濯の手間や使用感が変わるので、買って後悔のないよう、選び方も確認しておきましょう!

匁(もんめ)をチェックして品質で選ぶ

匁(もんめ)とはシルクの重さを示す単位で、93cm×93cmの生地あたりの重さを表しています。1匁=3.75gとして計算します。

つまり【19匁】と表記されているシルクは19×3.75g=71.25gで93cm×93cmの生地にあるシルクの重さが71.25gということになります。

この数字を基準にする選び方もあります。

枕カバーとして使用するなら、毎日のことなので耐久性や使用感を考えて19匁以上の製品を選ぶと良いでしょう。

16匁ほどだと好みにもよりますが、ペラペラとした安っぽい印象を受ける製品もあるようです。

シルク特有の高級感をより求める場合は22匁や25匁がおすすめです。

枕への装着方法で選ぶ

枕カバーの枕への装着方法は大きく分けて3パターンです。

・ファスナー式
・封筒式
・片面紐式

それぞれのメリットとデメリットを基準にする選び方を見ていきます。

ファスナー式

ファスナー式のメリットは布の余りがなくピシッと閉められるので見た目がスッキリとする点です。

デメリットは、ファスナー部分の金属が寝ている間肌に当たると冷たかったりと不快感を感じる可能性があります。

封筒式

封筒式のメリットはファスナーなどの金具がないので刺激が少ないことです。

デメリットは、サイズが合わない枕に使用した際はズレてカバーから枕が飛び出してしまうことがあります。

片面紐式

片面紐式は一枚の布に紐がついていて枕の裏面で紐を結ぶことにより設置する枕カバーです。

メリットは布が1枚なので洗濯をした際に乾くのが早いこと。

デメリットは紐の位置や本数によっては布の端がペラペラとしてしまうことです。

お手入れ方法で選ぶ

選び方の1つとして、日々のお手入れが楽なものを選ぶという手があります。

シルクは手洗いが基本ですが、中には洗濯機で洗濯可能なものもあります。

手洗いに抵抗がある人は、洗濯機で洗える製品を優先的に選ぶと良いですね。

シルクの枕カバーお手入れ方法!洗濯機はNG?

シルクは基本的に手洗いが推奨されています。誤った洗濯方法で洗ってしまうと繊維が毛羽立ち、せっかくの滑らかさが失われてしまいます。

しかし製品によっては洗濯機での洗濯が可能なものもあります。

こちらでは洗濯機で洗う場合の注意点と手洗いを手軽にするアイディアを紹介していきます。

シルクのデメリットとして1番ネックなのは洗濯方法だと思います!これが解決出来ると一安心ですね!

洗濯機使用時の注意点①洗剤は中性洗剤

シルクを洗濯する際は、洗濯機でも手洗いでも洗剤は中性洗剤かシルク専用洗剤を使用する必要があります。

一般的な洗濯用洗剤はアルカリ性なので使用できません。

おしゃれ着用の洗剤は中性洗剤が多いので、成分を確認しておしゃれ着用の洗剤を使うようにしましょう。

洗濯機使用時の注意点②漂白剤・酸性洗剤・柔軟剤はNG

シルクは人の肌と同じタンパク質で出来ています。そのため、漂白剤や酸性洗剤はシルクの成分を溶かしてしまいます。

柔軟剤は繊維の表面をコーティングする役割があるためシルクとは相性が悪く、シルクの網目を壊してしまうこともあります。

洗濯機使用時の注意点③乾燥機の使用はNG

シルクは高温に弱いので乾燥機は使えません。乾燥機で乾燥させると毛羽立ちや毛玉ができやすく、シルクの良さはたちまち無くなってしまいます。

洗濯機使用時の注意点④脱水時間は少なく設定

シルクは濡れた状態での刺激に弱いため洗濯機で洗濯する場合でも脱水は最小限(30秒ほど)にして、洗濯機から取り出したあとは手洗いの時と同様、陰干しにします。

手洗いを手軽にするお手入れ方法①シャンプーで洗う

シルクは髪の毛と同じ成分のタンパク質で出来ているためシャンプーで洗うことが可能です。

お風呂に入る際に浴室に持ち込んで手洗いをするのが1番シルクにとっても負担がなく簡単な方法かもしれません。

手洗いを手軽にするお手入れ方法②入浴前に洗面台に浸ける

入浴前に洗面台にお湯を張り、入浴中に洗面台でつけおきしておくのもおすすめです。

お風呂から上がると自分の髪の毛を拭くついでに枕カバーもタオルドライし、干すのが導線的にも負担がなく手洗い出来ると思います。

番外編!クリーニングに出すのもあり

自宅で手洗いや、特別な設定での洗濯を負担に思う場合はクリーニングに出してしまうのも手です。

普段からYシャツなどをクリーニングに出す習慣がある場合は枕カバーも追加するだけなので手軽ですよね。

最近は宅配クリーニングも便利なので利用を検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ

  • 枕カバーをシルクに変えると美髪効果がある。
  • 髪の毛のダメージを軽減して健康的で健やかな髪を育てることが出来る。
  • 髪の毛が健康だと紫外線など外的刺激から強くなるので痛みづらくなる。
  • 寝癖や髪の毛の絡まりが減るので朝のヘアセットが楽になる
  • 通気性がよく蒸れにくいので清潔で、殺菌作用もあるため美肌効果が期待できる。
  • 保湿性のある繊維で静電気が起きづらくチリやホコリが集まりづらい。
  • 手洗いが大などのデメリットもある。

シルクの枕カバーは寝ている間に美容効果を得られるとてもメリットが多いアイテムです。

特に、髪の毛への痛みを軽減できる美髪効果はとても期待値が高いですよね。

枕カバーをシルクに変えてダメージを軽減することで、ダメージ補修の為の高いトリートメントなどが必要なくなる可能性もあります。

手洗いの大変さなどデメリットもあるものの、一度試してみる価値は充分あると思います!

枕カバーを変えたその日から効果を実感出来るため、もう病みつきになること間違いなしです。

ぜひ参考にしてみてください。

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